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足立・赤洞美術館で「伝統工芸日本金工展」-「用の美」の魅力紹介

文化庁長官賞を受賞した西由三さんの 朧銀火器「悠」

文化庁長官賞を受賞した西由三さんの 朧銀火器「悠」

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 京成本線・千住大橋駅から徒歩3分の場所にある石洞美術館(足立区千住橋戸町、TEL 03-3888-7520)で現在、「伝統工芸日本金工展」が開催されている。

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 今回で43回目を迎える同展は、日本に古くから伝えられてきた金工の技術の保存と発展、魅力の発信を目的に開催。今年は140点ほどの作品を展示する。

 開催にあたって、同館のある足立区内の小中学校の生徒児童に招待券が配布された。「今の子どもたちは工芸品に触れ合う機会が減ってきている。子どもたちに知ってもらいたいという思いで行った」と同館事務局長の林克彦さん。

 金工の魅力については、「金工は『用の美』。生活の道具でなくてはならないのがオブジェとは違うところ。その制約の中で、素晴らしい技術と作者のイマジネーションが発揮されている」とも。

 開館時間は10時~17時。観覧料は、一般=500円、学生=300円。月曜休館。6月15日まで。

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