千住・荒川河川敷で花火大会 「夏の花火は足立から」テーマに

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 足立区観光交流協会と足立区が7月18日、荒川河川敷で「第37回 足立の花火」を開催する。

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 夏の東京の花火大会の先陣を切る同大会の今年のテーマは「夏の花火は足立から…」。当日は約12000発を打ち上げ予定。打ち上げ場所は荒川河川敷、千住側。60分間で全発を打ち切る予定のため、密度の高い花火演出が期待できる。

 今年は、4幕構成の音楽花火。第1幕のタイトルは「夢みる君へ」。「こどものゆめを かなえるはなび」企画として、中央本町保育園の園児から「観たい花火」をイラストで募集した。「お花畑で花火大会」をテーマにした演出で、Queenの「Don’t’ Stop Me Now」と共に打ち上げる。第2幕は、「恋する君へ」。荒井由美の「やさしさに包まれたなら」に合わせて、ブルーやピンク、パープルなどの淡い色の花火を打ち上げる。ハートやピンクの花火で愛の芽生えを表現し、最後にはカスミソウの花束で幸福を描くという。

 第3幕は、「あの日の君へ」。「みんなの『いいね!』で音楽花火」企画として、事前の投票で決定した曲に合わせて、幅300メートルのナイアガラ花火を打ち上げる。第4幕は、「未来の君へ」。B’zの「ultra soul」とエルガーの「威風堂々」に合わせ、未来に向けて満ちあふれる希望の光を表現。クライマックスには黄金の「満開のしだれ桜」を打ち上げる。

 例年、盛り上がりをみせる同花火大会。千住エリアが非常に込み合う。22年連続で同花火大会に参加している野口由美子さんは「ほとんどの人は北千住駅西口から会場に向かうが、東口からのルートの方が快適に移動できる」と話す。当日、北千住駅東口を降りてすぐの千住旭町商店街では先着8000人に「キラキラ」と「プレゼント引換券」をプレゼント。花火大会終了後、「商店街の逸品お土産」と引き換える。

 柳原商栄会では「メンソーレ柳原てーげーぐわあ」を開催。花火終了後、光の衣装を身にまとったエイサー隊が千住桜堤中学校前からパレードを実施。柳原エリアでは、沖縄民謡や伝統舞踊の音楽ライブが開催される。関原不動商店街では「夜店市」として、夕方から「焼きそば」「フランク」「かき氷」などの模擬店を出展する。

 花火大会は19時30分~20時30分。荒天時、翌日順延。両日荒天の場合は中止。

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