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北千住・勝専寺で冬の「閻魔開き」 多くの参詣者でにぎわい

参拝客でにぎわう様子

参拝客でにぎわう様子

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 北千住にある勝専寺(足立区千住2)で1月15日・16日、「閻魔(えんま)開き」の縁日が催されている。

「閻魔開き」開催中の勝専寺

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 山門が朱塗りであることから赤門(あかもん)寺として地元で親しまれている同寺。閻魔堂の閻魔大王像が公開されるのは1月と7月の15日・16日のみ。お参りすれば日頃の非を許してもらえるうえに、万病、特にぜん息、扁桃腺炎などの喉の病気に霊感あらたかといわれている。

 1260年の草創とされる同寺。境内には本堂、閻魔堂、馬頭(めず)観音堂が並ぶ。本堂には本尊の阿弥陀(あみだ)三尊像、寺宝の千手観音像、閻魔堂では閻魔大王像を安置。江戸時代には歴代将軍のタカ狩りの際の休息所として活用された。

 毎年、寺の境内、大門通り、山門前の道筋にピンボールや、行列ができるチキンステーキなどの屋台が出店し、多くの参詣者でにぎわいを見せる。

 「閻魔様かっこいい。正義の人みたい。お祭りのお店がいろいろあって、いつも楽しい」と北千住在住の児童は話していた。

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