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千住に釜めしと総菜の店「あかり屋」 総菜で親子の時間作りサポート

「特選あかり屋釜めし」

「特選あかり屋釜めし」

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足立区千住に釜めしと総菜の店「あかり屋」(千住東2、TEL 5284-5955)がオープンして2カ月がたった。

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 「釜で炊き上げるごはんや、昔ながらのおばあちゃんが作るような和食を中心とした総菜を味わってほしい」との思いから、店主の佐々木しづかさんが出身地の足立区に立ち上げた同店。店名の由来は「心に灯がともるようなホッとする場所」から。店舗面積は10坪で、席数はカウンター11席。

 身体に優しい物を食べてほしいとの思いから素材にこだわる。野菜は「GOKIGEN FARM」(つくば市)の朝採れ有機野菜を使い、調味料もすべて天然の物を使っているという。

 看板メニューは「特製あかり屋釜めし」(1,200円)。具材に、鶏・鮭・イクラ・ホタテ・タケノコ・シイタケ・クリ・三つ葉を使う。全ての釜めしメニューには、サラダ・みそ汁・漬物が付く。釜めしはハーフサイズ(みそ汁・漬物付き)の注文にも対応する。

 「本来は炊きあがるまでのひと時を、柔らかな香りとともに味わってほしいが、時間がないお客さまは30分前に電話で注文を入れいただければ、来店時間に合わせて炊き上げる」と佐々木さん。

 一品料理は各300円~。こだわり食材で一から作るなど力を入れる。ランチタイムやテイクアウト時は100円から販売する。「きんぴらごぼう」「ひじき煮」「ポテトサラダ」など定番の家庭料理の人気が高いという。

 「2歳半の娘を育てているワーキングマザー」という佐々木さんは「忙しいお母さんにこそ、お母さんにしかできないことをお子さんにしてあげてほしい。お母さんを求めている時には抱きしめてあげてほしい。体に良い総菜をリーズナブルに提供するので、その時間を作っていただけたら」と話す。

 「ゆくゆくは、子ども食堂のような場所を目指したい。子どもだけでなく、お年寄りの弧食もなくしたい。団らんしながら食事ができる温かな場所を提供したい」と意気込む。

営業時間は、ランチタイム=11時~14時、ディナータイム=17時~21時、日曜定休。

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