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足立区生物園で初の試み「鳴く虫ナイト」 虫の音と音楽の競演

秋の音色を奏でるウマオイ

秋の音色を奏でるウマオイ

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 足立生物園(足立区保木間2、TEL 03-3884-5577)で9月23日、夜間特別開園「鳴く虫NIGHT!」を行う。今回が初となる同イベントでは、虫の音と音楽、夜の生物園の競演になるという。

鳴く虫nightのチラシ

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 当日は、夜の生物園内庭園や昆虫ドームの中を散策しながら、古来より庶民に親しまれてきた「虫聴き」を楽しむ。鳴く虫解説コーナーも用意し、鳴く虫の生体展示や鳴く理由、翅(はね)の構造などを詳しく解説する。

 18時30 分~19 時30分には、地元の都立淵江高校の生徒による和太鼓とコーラスのパフォーマンスを開催。人の声や楽器の音と、鳴く虫が音を出す仕組みを比較した解説トークも行い、イベント参加者には庭園東屋で抹茶を振る舞う。

 同園広報担当の大川尚さんは「今回足立区生物園では秋の鳴く虫たちが奏でる多様な音色と、和太鼓とコーラスによる音楽のコラボレーションを行う。夜の庭園や昆虫ドームを散策しながら虫の音に包まれる体験は、どこか懐かしいような気分にさせてくれるのでは。生きものと親しみ、学び、理解し、共に生きる心を育む場として、大人と子どもが一緒になって楽しんでいただければ」と来園を呼び掛ける。

 17時に閉園後、18時に再開園し21時まで園内を見学できる。通常時間に入園後、夜間に再入園も可能。事前申し込みは不要。イベント参加は無料だが、高校生以上300円、小中学生150円の入園料が必要(70歳以上、幼児は入園無料)。

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