丸の内や恵比寿などに飲食店を展開するグループ「バルニバービ」(台東区)が11月28日、「ピッツェリア エ トラットリア アダッキオ」(足立区千住東1、TEL 03-5820-8280)と「スロージェットコーヒー」(足立区千住東1、TEL 03-5805-1607)をオープンする。
「ピッツェリア エ トラットリア アダッキオ」では、まき窯ナポリピッツァと南イタリア料理を提供。小皿は250円から。気軽な「街の食堂」を目指しているという。ランチは850円、ディナーは3000円が目安。店舗面積は30坪。2階建てで座席数は70席。
「スロージェットコーヒー」では、自家焙煎(ばいせん)のハンドドリップコーヒーを提供。ベストを着たマスターが「こだわりの一杯」を提供するような昔の喫茶店をイメージしている。オリジナルブレンドは380円。生豆から焙煎するため、質の良い香り豊かなコーヒーを安価で提供できるという。店舗面積は30坪。座席数は45席。テークアウトにも対応する。
場所は千住東の墨堤通り沿いに並んで出店。もともとは45年続いたそば屋の場所。「北千住駅」から徒歩11 分、「牛田駅」「京成関屋駅」から徒歩9分ほどの場所に位置する。周囲に飲食店は少なく、人通りも多くは無い。
同グループは丸の内や恵比寿などのほかにも、小石川の住宅地の真ん中や蔵前の人通りの無い場所にも積極的に飲食店を出店。新店出店に当たっては街歩き、ヒアリングを徹底。「その地域にあったらうれしい店舗づくり」の実現を目指しているという。
「どちらの店舗も『おしゃれ』でとてもカジュアル。子連れでも、お年寄りでも、気軽に使ってもらいたい」とプロジェクトマネジャーの川上浩太郎さん。「『千住東』の人の流れが変わり、土地の価値が上がれば」と意気込む。
「ピッツェリア エ トラットリア アダッキオ」の営業時間は11時30分~23時。「スロージェットコーヒー」は7時~20時。