足立区観光交流協会と足立区が7月19日、荒川河川敷で「第36回 足立の花火」を開催する。
夏の東京の花火大会の先陣を切る同大会の今年のテーマは「夏の花火は足立から…」。昨年の来場者数は61万人におよんだ。
当日は約12000発を打ち上げる。場所は荒川河川敷、北千住側。例年、2カ所からの打ち上げだったが、今年は3カ所に増設。60分間で全発を打ち切る予定のため、密度の高い花火演出が期待できる。
花火は美しい四季をモチーフに「感動の四季」の4幕構成。足立のにぎやかな公園の情景を描く「歓(よろこ)びの情景」。I Will Always Love Youの曲とともにナイアガラ、Jumpのリズムにあわせてスターマインが打ち上げられる音楽花火「光の楽園」、足立の花火の代名詞である「満開のしだれ桜」を威風堂々の曲で堪能できる「驚愕(きょうがく)の絶景」からなる。
同イベントにあわせて、北千住の商店街ではイベントも。柳原商栄会では花火大会終了後、「メンソーレ柳原てーげーぐわあ」と題し光の衣装をまとったエイサー隊が、千住桜堤中学校前から柳原の町に向かって練り歩く。来場者には光るおもちゃを配布。エイサー隊と一緒にパレートが楽しめる。また、柳原ではイベント会場を特設し、沖縄民謡や伝統舞踊の音楽ライブも開く。
関原不動商店街では、恒例の「夜店市」。焼きそばややフランクフルト、かき氷などの夜店が並ぶ。千住旭町商店街では、17時から北千住駅東口を中心に、先着8000人にキラキラ光る棒&プレゼント引換券を配布。花火大会終了後に、「商店街の逸品お土産」と引き換える。
花火大会は19時30分~20時30分。荒天時、翌日順延。両日荒天の場合は中止。