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北千住・勝専寺で「夏の閻魔開き」 開宿400年記念のぼりも

風に揺れる開宿400年記念のぼりも

風に揺れる開宿400年記念のぼりも

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 北千住の勝専寺(足立区千住2)で7月15日、「閻魔(えんま)開き」の縁日が始まった。

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 山門が朱塗りであることから「赤門(あかもん)寺」として親しまれている同寺。1260年の草創といわれている。境内には本堂、閻魔堂、馬頭(めず)観音堂が並ぶ。本堂には本尊の阿弥陀三尊像、寺宝の千手観音像、閻魔堂には閻魔大王像を安置。江戸時代には歴代将軍のタカ狩りの際の休息所として活用された。宿場町開宿400年を迎える今年は、門の横に記念ロゴののぼりも立てている。

 閻魔堂の閻魔大王像を公開するのは1月と7月の15日・16日のみ。例年は、寺の境内、大門通り、山門前の道筋にカキ氷やお好み焼きなどの屋台が並び、日中からにぎわいを見せる。

 今年は熱帯低気圧の影響で雨が降ったりやんだリする中、店主たちは様子を見ながら準備を進めた。 屋台では、クレープ、サイダーあめなど甘いものや、シャーピン、牛串焼き、ハイボールなどをそろえる。「天気がいいうちに来た」という地元の親子連れは「毎回必ず訪れてご本尊と閻魔様を参拝している。千住住民にとって大切な行事」と話していた。

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