
北千住駅周辺の千住地域で9月14日、千住神社(足立区千住宮元町)と千住本氷川神社(千住)による、大祭のみこし巡行が行われた。
通常は5年に一度行われる大祭。前回はコロナ禍のため見送られ、10年ぶりとなった。「一乃宮神輿(みこし)」が宮出しされ、氏子地域である千住宮元町、千住緑町、千住中居町、千住龍田町、千住柳町、千住寿町、千住2丁目、千住1丁目の順番で本社みこしが回った。神主や天狗(てんぐ)、大名、馬がみこしの先頭に立ち、多くの歓声が上がった。
千住本氷川地神社のみこしは、二天棒で左右に倒す伝統的な神輿振りが見せ場。千住3丁目、千住東2丁目、千住曙町、千住旭町を進んだ。
北千住駅前ロータリーを通過した際は多くの見物客がカメラで撮影し、道路は人で埋め尽くされた。毎年祭りを楽しみにしているという60代男性は「今年は宿場町400年の大祭。千住中が盛り上がっている」と話す。