「第9回あだちサンタウォーク」が12月7日、北千住で開催される。
北千住でチャリティーイベント「あだちサンタウォーク」 開宿400年企画も
同イベントは、全員がサンタクロースの衣装を着て千住の街を歩くチャリティーイベント。「どんな環境で育った子どもも夢に向かって生き抜く力を持ってほしい。地域の大人の思いを子どもたちに伝える機会にしたい」という思いから企画された。
2017(平成29)年の第1回スタート時は100人が参加。年々参加者が増え、3回目には400人を超えた。コロナ禍の4~6回目は状況を踏まえ、街歩きは中止したが、オンラインイベントや街頭募金などに形を変えて継続。7回目を迎えた2023年は、4年ぶりに街歩きイベントを復活。今回が9回目の開催となる。
中学生以上は事前に申込金1,500円を払うと、当日サンタクロースの衣装が入った「千住宿400年記念オリジナルエコバッグ」を受け取り、イベントに参加する。3歳~小学生は200円。3歳未満の子どもは無料。参加者には特典としてイベントのオリジナルバッジを進呈する。
参加費は全額、支援を必要としている子どもたちへのクリスマスプレゼントの購入費に充てるほか、区内の子ども食堂のクリスマスイベントへも寄付する。
今回は千住宿開宿400年と千住宿商店街の誕生を記念し、千住地域の学生が企画した謎解きスタンプラリーや、手裏剣、「AI家康君」などの江戸時代の体験を用意する。
実行委員会の鳥井満里子さんは「当イベントは足立区の子どもたちが夢を持ち、夢に向かって生き抜く力をつけるように、地域の大人たちの思いを込めたチャリティーイベント。参加者の皆さま、ボランティアの学生、地元の協賛企業に支えられ、9回目を迎えることができた」と話す。 「昨年は子どもの頃にお母さんと一緒にサンタウォークに参加したというボランティアの学生も現れた。改めて、ずっと続けていきたいと思った」と意気込む。「多くの皆さまの参加をお待ちしている」と呼びかける。
12月4日まで、ウェブサイトで参加を受け付けているが、当日も先着20人まで参加可能。雨天決行。