足立・梅島に9月26日、パティスリー「ラヴィアンレーヴ」(足立区梅島3、TEL 03-6887-2579)がオープンした。
洋菓子業界最大のコンクールの1つである「ジャパン・ケーキ・ショー東京」で優勝、その他国内外のコンクールで受賞経験のある北西大輔さんが独立開店する同店。以前はマンダリンオリエンタル東京で2番手として活躍していた。
店名の「ラヴィアンレーヴ」は「夢の人生」という意味。提供される洋菓子でお客さんに幸せになってほしいという思いから。北西さんは奥さんと一緒に同店を経営することが夢の一つで、開店によりそれがかなえられるとほほ笑む。
「職人が居ることで、チェーン店には負けない細かなサービスができるのが売り。例えば、誕生日を盛り上げるバースデーケーキもお客さまの希望に添って提供することができる」と北西さん。「どのお菓子を食べても満足してもらえるように1つ1つを丁寧に仕上げていく。そのために、アーモンドも生クリームも素材選びから厳選している」と話す。
同店は区の「創業支援事業計画」からの創業。東京商工会議所足立支部の創業相談と日本政策金融公庫千住支店の融資という一体型の支援を受けた。日本政策金融公庫の担当者は「公庫の調査によれば、1社の創業で4人の雇用が生まれる。創業から足立区がより元気になれば」と呼びかける。
主要なメニューは「ショートケーキ」(430円)、「モンブラン」(330円)、「プリン」(330円)、「シュークリーム」(200円)。生菓子は25から30種類、焼き菓子は20から25種類、ホールケーキは常時10種類を取りそろえる。