千住旭町商店街(通称、学園通り商店街)で11月4日から、彫刻12作品の常設展示を記念して「学園通り商店街でアートを探せ 超十二支の謎」が開催される。主催は同商店街振興組合、協力は千住芸術村(足立区千住旭町、070-5581-7606)。
若手芸術家による「超十二支」をテーマにした彫刻12作品が商店街のいたる場所で常設される同企画。彫刻は芸術家が街中になじみように考えて制作している。
同商店街のさらなる発展と「若手芸術家の活躍の場づくり」が目的。これまでもアートイベントに積極的に取り組んできた同商店街と、「芸術での街づくり」をテーマに活動にとりくむNPO法人の千住芸術村が出会い実現した。
11月3日から、千住芸術村で公式マップを配布。商店街に散らばった12の彫刻を見つけ「メッセージ」を読み取る。彫刻すべての写真を撮影してデータを千住芸術村に持ち込むと「超十二支オリジナルお守り」を、同商店街振興組合加盟店のレシート(合計1,010円以上)持参で先着1010人に「超十二支クリアファイル」を進呈する。
また、11月13日の13時から北千住駅東口ロータリーで完成披露イベントも実施される。
同商店街振興組合理事長の遠藤章さんは「今後このユニークな超十二支の彫刻たちが旭町内外の多くの方々から愛され、また商店街の文化資産として大いに活用され大切に育まれることを願っている」と話す。千住芸術村の梶野春香さんは「にぎやかな商店街の景色と彫刻のコラボを楽しんでほしい」と呼び掛ける。