長円寺(足立区千住4)で4月17日、「第1回まちマルシェ『せかいにえがおをとどけよう』」が行われる。
昨年9月に千住在住の吉満明子さん(40)が立ち上げた「ひとり出版社」センジュ出版(東京都足立区千住3)が主催する。書籍「ゆめの はいたつにん」(教来石小織さん著)の今年2月の発行を記念し、まちに根差したイベントとして開く。
第1部(13時30分~14時30分)は、著者・教来石さんを招いてトークライブを行う。「だれかのやくにたつしあわせ」をテーマに、カンボジア農村部の子どもたちに日本のアニメ映画を届ける活動をしている教来石さんと、千住に事務局を持つNPO法人国際学校建設支援協会代表理事の石原ゆり奈さん、千住地域で映画を通じたまちづくりに励む、キネセンジュ代表栗林治子さんと共に、同寺本堂で映像を交えてそれぞれの活動内容を伝える。参加費は寄付制。
第2部(14時30分~16時30分)は、同寺境内(雨天時は本堂)での「まちマルシェ」。千住の作家による革小物、木工品、アクセサリー、バッグのほか、いずれも千住初登場店による、パン、有機野菜、コールドプレスジュース、布雑貨やブローチなど、ハンドメードの商品がずらりと並ぶ。売り上げの一部が、第1部出演の3団体に寄付される。
「まちの小さな出版社として、この千住で本を通じたイベントはこれからもずっと続けていこうと思う。第1部のお話はもちろん、どのお店の商品も自信を持っておすすめする」と吉満さん。
開催時間は13時30分~16時30分。問い合わせはセンジュ出版(Eメール info@senju-pub.com)まで。