六町駅前公園(足立区六町)で4月10日、「六町つながるフェスタ」が開催された。主催は六町商店会「resk」。
首都圏新都市鉄道が通ったことで、ファミリー層を中心に「新たな発展性を秘めた街」として注目を集める同町で、住民同士のつながりを大切にしながら、街を盛り上げようと定期開催するイベント。
「ベーゴマ教室」を開き、地域の年配者やスタッフたちが、訪れた子どもたちにひもの巻き方やコマの持ち方、回し方を指導した。初めは、気がすすまなさそうにしていた子どもも、コマが回せるようになるとベーゴマに興味を持ち、自宅用にと購入し、ネイルカラーやシールを使ってデコレーションを施すなどして楽しんでいた。
同イベントに参画した「下町文化ウェディング協議会」代表の斎藤優子さんは「ベーゴマは、昔の遊びだが、現代の子どもがここまで夢中になり、世代を超えてつながるツールになるとは思っていなかった。今後、『つながるフェスタ』の活動が広まることで、年配者や子育て世代の孤立問題解消や地域活性化につながれば」と期待を寄せる。