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足立のシャッター会社のゆるキャラ「カニ部長」が立体化 テーマソングも制作

「一刻も早く、地域の顔になりたい」と話すカニ部長

「一刻も早く、地域の顔になりたい」と話すカニ部長

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 足立発のゆるキャラ「カニ部長」が今夏から、立体化をきっかけに、地域活動を始める。

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 イラストから着ぐるみに「立体化」したカニ部長が所属しているのは、駅の売店やデパートのテナント仕切りに使われる横引きタイプのシャッター専門メーカー「横引シャッター」。社長の市川愼次郎さんは、今までの主な活動は、会社のキャラクター的存在として取引先などにアピールすることだった」と振り返る。

 「シャッターというと上下に動くタイプが多い中、扉のように横に引くシャッターはすき間が少なく、スムーズに開閉する。この横に動く動作がカニを連想させることから、2014年に会社のマスコットキャラクターに採用した」と市川さん。

 誕生のきっかけは、新入社員が電話応対中にメモ書きしたカニの絵が広報部長の目にとまったことから。現在、社内広報誌に登場するほか、会社の営業アイテムとして缶バッジやクリアファイルなどのグッズを展開している。同社の創立30周年を記念して着ぐるみを製作しマスコットキャラクターとして本格デビューすることになった。

 市川さんによると、今後は、足立区の名所をカニ部長が紹介する企画や、ゆるキャラグランプリにエントリーするなど、地域のために精力的に活動していく予定。9月には、テーマソングも発表する予定という。

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