「ヒップホップオリンピック」ともいわれる米のヒップホップ大会「HipHop International(通称=HHI)」の日本代表チームを目指し、足立区栗原にあるビルの一室で週2回、小中高校生がヒップホップのダンスレッスンに励んでいる。
このダンスクラブは、ダンスをスポーツの一環として、習い事とは違う「世界も目指せる本気のダンス」として力を入れ取り組んでいるという。生徒は、学校で踊る楽しさを知って「もっとうまくなりたい」という子どもから、「プロを目指したい」という子どもまでさまざま。数々のアーティストのバックダンサーや振り付けで活躍している現役プロのダンサーが講師となり、基礎トレーニングから指導している。
日本大会となる「All Japan HipHop Dance Championship(HHIJAPAN)は4月2日、船橋アリーナ(千葉県船橋市)で行われる。
HHIJAPANエグゼクティブコーディネーターの都築恵美子さんは「今やダンスは中学の体育の授業の一つとして広く十代に浸透している。2018年、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されるユースオリンピックでは、ストリートダンスの中のブレーキングダンスが新たに競技種目に加わった。ダンスもスポーツ競技として取り上げられる時代、足立区のチームエブリバディ西新井は世界大会出場を目指し日々精進している。HHIJAPANでの健闘を願っている」と話す。