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歌舞伎で名高い助六と揚巻、「あだち乾麺」で時代を超えて再会

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「助六揚巻比翼塚」への奉納の儀

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 あだち菜うどんとあだち菜パスタの完成を祝い、助六と揚巻が祭られている日照山易行院不退寺(足立区東伊興4)で4月5日、「助六揚巻比翼塚」への奉納の儀が執り行われた。主催はNPO法人「あだち菜うどん学会」。

献花する渡井理事長と榎本理事

 この麺は、東京商工会議所足立支部の有志メンバーによって足立の地域振興を目的に開発された。都内で生産量の多い足立区産の小松菜を「あだち菜」と呼び、このあだち菜のピューレを麺に練りこんだ鮮やかな緑色の麺が特徴。

 易行院(いぎょういん)には歌舞伎で名高い「助六」を祭った塚があり、助六寺として親しまれている。同院は浄土宗の寺院で、関東大震災後の1928(昭和3)年、浅草から現在地へ移転。江戸時代には七代目市川團十郎が、助六と揚巻の2人を「比翼塚」として祭り、1912年には助六160年忌法要を営み、明治には九代目が大法要を営んだとされている。

 先行発売された「あだち菜うどん おみやげ乾麺」は、この粋で人気者の助六にあやかり表絵に「助六」を採用した。同学会はその際、この塚は助六を愛した「揚巻」と2人を祭った「比翼塚」である事を後に知り、それならば「揚巻」を表絵にあしらった「あだち菜パスタ」を作り、2人をこの世で再会させようと思い立ち、パスタ開発プロジェクトが発足したという。

 同学会の渡井理事長は「私たちの地元足立にこれほどの由緒ある塚が祭られていることを広く伝えたい。助六と揚巻の2人を表絵にすることで、足立の名産と歴史的遺産が一体となり、広く地域に愛されてほしいと願い、今回『あだち菜うどん』と『あだち菜パスタ』の献上を祝い、奉納の儀を執り行うことになった」と話す。

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