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北千住・勝専寺で恒例の「閻魔開き」―多くの参詣者でにぎわう

祭りを楽しむ人で賑わう赤門寺(勝専寺)

祭りを楽しむ人で賑わう赤門寺(勝専寺)

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 北千住にある勝専寺(足立区千住2)で7月15日・16日、「閻魔(えんま)開き」の縁日が催された。

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 山門が朱塗りであることから赤門(あかもん)寺として親しまれている同寺。閻魔堂の閻魔大王像が公開されるのは1月と7月の15日・16日のみ。当日は、かき氷やフランクルトなどの屋台も出店し、多くの参詣者でにぎわいを見せた。

 文応元年の草創といわれている同寺。境内には本堂、閻魔堂、馬頭(めず)観音堂が並ぶ。本堂には本尊の阿弥陀(あみだ)三尊像、寺宝の千手観音像、閻魔堂では閻魔大王像を安置。江戸時代には歴代将軍のタカ狩りの際の休息所として活用された。

 「毎回来るのが楽しみ。タイラーメンがおいしいので、冬もそれを食べるのが今から楽しみ」と足立区在住の中学生、渋江竜生さん。来日25年目でケバブ屋台を出店したイラン出身のベルズさんは「祭りのにぎやかな雰囲気が好き。出店の立場からも浴衣を着る日本の祭りを見るのは楽しい」と話す。

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