東京未来大学(足立区千住曙町)石阪督規ゼミナールとスズラン製菓(足立区舎人5)が新商品開発・販促プロジェクトを進めている。
同プロジェクトは足立区、足立成和信用金庫、スズラン製菓、東京未来大学による取り組み。足立区が金融機関と協力し産学連携を進める中で、足立成和信用金庫がスズラン製菓と東京未来大学の石阪督規ゼミナールを仲介。4月から同プロジェクトがスタートした。
スズラン製菓はバウムクーヘン、ローストラスク、ウエハースの製造・販売を行っている。同プロジェクトでは、学生の視点で同社の資源を活用し、新商品の開発からパッケージデザイン、販売促進までに取り組む。
現在、ウエハースにめんたいこやわさびを練り込んだお酒に合う「大人のウエハース」、バウムクーヘンの穴の部分にスープの素をセットした手軽な朝食「朝バウム」の開発を進めている。
石阪ゼミナールの小野夏実さん(モチベーション行動科学部3年)は、「スズラン製菓さんは私たち学生の発想を受け入れてくださる。メンバーの皆と自由にアイデアを出し合って、すぐに試す。フットワークの軽さを大切にしていた」。取り組みの中での困難について質問すると、「困難を感じることはあまり無い。とにかく楽しみながら取り組んでいる」と笑顔を見せる。
2015年1月に開催される「あだちメッセ」での新商品披露を目指している。