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栄養満点の食事を届けたい 足立「にぎりむすび」がCFで支援呼び掛け

「にぎりむすび」の手づくりおにぎり

「にぎりむすび」の手づくりおにぎり

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 「コミュニティKoenてらまちハウス」(足立区東伊興4)にあるおにぎり屋「にぎりむすび」が現在、クラウドファンディング(CF)で支援を呼び掛けている。運営は「足立区竹ノ塚ママとベビー・キッズのコミュニティKoen」。

子育て中の母親が握るおにぎり

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 「『うちの子』から『地域の子』へ。地域の顔見知りを増やし、子育てしやすい地域に」との思いで2015(平成27)年から活動している同団体。「いつでも集まることができ、家でもカフェでもなく、ゆっくりと安心して親子で過ごせる場」を目指し、同団体代表の山本亜紀子さんが立ち上げた。

 同施設は同団体が運営する「サードプレイス」。「家でも職場でも学校でもなく、心地よく過ごせる第三の場所を『サードプレイス』と呼ぶ。私たちが考えるサードプレイスは、親にとっては子育ての『弧育て』を防ぎ、地域とのつながりが実感できる実家のような場。子どもにとっては親から『作られた環境』だけではなく、自分でいろいろな関係性を作り地域の中で育ち学ぶ場を作りたい」と今年3月にオープンした。

 同施設内に設けた「にぎりむすび」は、地域で仕入れた食材で地域の子育て中の母親がおにぎりを作り販売している。今年6月からは「栄養満点の食事を、地域の子ども団体を通じて必要としている子どもたちに無料で届けたい」との思いの下、食事支援プロジェクト「にぎりむすびギフト」を開始。

 「しかしながらコロナ渦で厳しい状態が続いている。今のままでは、親子が地域の人とつながる『てらまちハウス』も、子育てママが働く『にぎりむすび』も、子どもたちに食事を届ける『にぎりむすびギフト』も継続できないかもしれない」と山本さんは話す。「毎日遊びに来てくれる親子や、話をしていてふと涙するお母さんもいて、人とつながりにくい今の時期にここを作って本当に良かったと感じている。この活動をずっと続けていき、いつか誰かに引き継いでもらって、ずっと継続させたい」との思いを受け、「にぎりむすびギフト」主催であり「全學寺」(足立区古千谷本町2)の副住職をしている大島俊映さんがクラウドファンディングをはじめた。

 クラウドファンディングで得た資金は、システム料などの雑費を引いた全額を「にぎりむすびギフト」と「にぎりむすび」の安定のために使われる。

 「足立区の端っこで子どもたちや地域のことを考えて、おにぎりを握っているお母さんたちがいることを知ってもらえたら」と山本さんは呼び掛ける。

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