BEER UP! KITA-SENJYU」が9月4日から、北千住マルイ・カレンダリウム(足立区千住3)で始まった。
今回初開催となる同イベント。廃棄物や規格外品を資源としてアップサイクルする取り組みをしているアサヒユウアス(墨田区)が、サステナブルイベントで出会い、同社の活動に賛同したクラフトビール醸造所、ロッテ、丸井、T&Lと連携。開催の運びとなった。
会場では、リサイクルポリプロピレン製のリユースカップ「plaloopタンブラー」を450円で販売し、使い捨てプラスチックカップのごみを出さないイベント運営に取り組んでいる。チケットは、1枚=450円。購入したタンブラーに、1枚=150ミリリットル、2枚=300ミリリットル、3枚=460 ミリリットルで提供する。
参加ブルワリーは、「Yellow Beer Works」(福島県)、「さかい河岸ブルワリー」(茨城県)、「さかづきブルーイング」(東京都)、「大根島醸造所」(島根県)、「ぬとりブルーイング」(埼玉県)、「ふたこ麦麦公社」(世田谷区)、「ベクターブルーイング」(台東区)、「本庄銀座ブルワリー」(埼玉県)の8社。
イベントでは、茶葉を栽培し「西尾の抹茶」を製造する南山園(愛知県)の規格外の抹茶を活用したクラフトビールを販売するプロジェクト「まっちゃれんじ」を実施。各ブルワリーによる抹茶のビールを味わえる。ロッテのチョコレート菓子「TOPPO」製造時に出たプレッシェルを使った限定ビールも用意。購入に応じてたまったスタンプ数でプレゼントがもらえるスタンプラリーも実施している。
同イベント発起人の堀江一樹さんは「北千住は交通の便が多く、お客さまが多い。平日の午前中、ほかの地域ではなかなかお酒を飲む人はいないが飲んでいってくれる」と笑顔で話す。「楽しいビールで気軽にサステナブルに取り組んでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~20時(最終日は18時30分まで)。入場無料。今月10日まで。