北千住駅周辺の千住地域で9月14日・15日、秋祭りが行われた。
江戸時代から商業・物流のとして発展した同地域。15社ほどの神社があり、毎年9月の第2、3週の土曜・日曜を中心に町内ごとに秋祭りが行われ、駅前や旧道沿いの商店街は地口あんどんやちょうちんで飾られる。
北千住駅西口を中心とした地域である千住宮元町、千住緑町、千住中居町、千住龍田町、千住柳町、千住桜木町、千住寿町、千住元町、千住大川町、千住1~5丁目と東口の千住東1丁目、千住柳原町で各神社のみこし・山車・引き太鼓が巡行し、千住全体が祭一色に染まった。街中は大勢の人でにぎわいを見せた。
みこしを担ぎ休憩所で一息つく地元の男子高校生は「昨年は受験でフル参加できなかったが、今年は頑張れてうれしい」と話していた。
来年は5年に一度の大祭を迎える神社が多く、普段は見られない本みこしの巡行や特別なのぼりが飾られ、さらなる街の盛り上がりが予想される。