「千住宿400年音頭」踊りコンテストが7月10日、足立区生涯学習センター（足立区千住5）で開催される。

　同コンテストは、1955（昭和30）年に足立区内で創業し、今年で70周年を迎えた菓子店「喜田家」（足立区千住緑町）が企画した。「普段はお菓子で人を笑顔にしているが、地元をワクワクドキドキさせたい」という思いから開催を決めたという。

　コンテストに先立ち「千住宿400年音頭」も制作。作詞はせぬま剛さん、作曲は和海さんが担当。歌詞には、千住に縁のある松尾芭蕉、千葉佐那をはじめ、デザインマンホールや千住神社などのフレーズが登場する。

　同曲に合わせたオリジナルの振り付けを事前に募集し、6月20日にオーディションを行った。イベント当日はオーディションを通過したグループが踊りを披露。最優秀チームには賞金30万円を贈る。会長の田口恵美子さんは「今後、喜田家公式の振り付けとして何かに使われるかも」と話す。

　当日はコンテスト以外にも、ピアノ演奏や田口さんによるシャンソン披露なども行う。土産も用意。「参加したみんなが楽しい時間を過ごせる演目を用意している。一緒に盛り上がってもらえれば」と参加を呼びかける。

　開催時間は13時30分～15時30分。参加無料。