東京未来大学(足立区千住曙町)とナルミヤ・インターナショナル(港区)のブランド「kladskap(クレードスコープ)」が現在、子ども服商品の共同開発に取り組んでいる。
同大学は、1年次必修科目として「プレゼンテーション」科目を開講し、学期末にはその成果発表として、企業や自治体を審査員として招き「プレゼンテーション大会」を開催した。
昨年度末に開かれたプレゼンテーションⅡ大会」では、審査員である企業・自治体が「新たな付加価値を付ける斬新なアイデアを提案せよ」とのテーマを提示。ナルミヤ・インターナショナルが学生チームのプレゼンテーションを受け、共同商品開発に至ったという。
同プロジェクトの参加学生は「プロジェクトに参加する前は、単に相手に喜んでもらえる商品を作ればいいと思っていた。しかし、実際にプロジェクトに参加し、消費者に喜んでもらうことは大前提で、『なぜその商品を作る必要があり、消費者は何を求めているのか』という視点を持つ必要があることを学んだ」と話す。
商品は、2015年の夏服として販売する予定。