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荒川区・町屋で「てとてと市」-「手づくり市で盛り上がる街に」

ふるさわ革工芸のブース

ふるさわ革工芸のブース

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 ムーブ町屋(荒川7)で7月3日、「町屋 てとてと市」が開かれた。主催は、いちかわ手づくり市実行委員会。

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 手づくり作品を手掛ける「作家」が集まり、作品を発表・販売する同イベント。木彫りやハワイアンリボンレイ、ガラスアクセサリー、革小物など35ブースが出店した。

 同実行委員会は2011年から、千葉・市川市を中心に手づくり市を企画してきた。これまでに、「イチカワチクチクカタカタワイワイ市」「やわたマルシェ」「作家と一緒に楽しむ講習会」などを開催してきたが、市川を離れてのイベント企画は今回が初めて。「町屋も手づくり市で盛り上がる街になれば」と代表の宮川はるみさん。

 同イベントでは、ユーストリームでの生放送も実施。宮川さんが案内人となり、出店者を一人ひとり紹介した。「作家さんの活動の広がりに役立てば」と宮川さん。配信された映像のアーカイブも残した。

 出店者のふるさわ革工芸の古沢純世さんに取材中、区内在住の来場者が「これ、あなた(ふるさわ革工芸)の財布?」と、使い込まれた革財布を取り出した。数年前に別のイベントで購入したといい、古沢さんは「手元を離れた作品に出合う機会はあまりないので、うれしい」と交流を深めていた。

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