足立区と東京女子医科大学は4月28日、東京女子医科大学東医療センター(荒川区)の移転に関する覚書を締結したことを発表した。用地の確保は2017年度が目標。移転予定地は江北エリア内を予定する。
同区が覚書において、「第三次救急病院」「災害拠点中核病院」「周産期医療センター」「がん医療センター」などの医療機能を希望。病床数は、現在荒川区に立地する同医療センターと同様に507床を基本に協議を行う。
同医療センターは、2014年に創立80周年を迎えた。1日平均約1400人の外来患者が来院。「患者さんにやさしいチーム医療」を目指し、「緩和ケアチーム」や「栄養サポートチーム」「医療社会相談室」などを設け、科や職種を超えた連携を推進しているという。