足立区は今年も、足立区をテーマにしたCM作品を公募する「あだちワンダフルCMグランプリ」(通称「あだワン」)を開催する。
募集するのは足立区の魅力・良さを1分以内で表現した映像作品で、区長らによる審査の結果、グランプリ受賞者には10万円分の商品券のほか5周年を記念して副賞も贈る。
開催を先駆け、足立区とエイベックス・ミュージック・クリエイティブが企画したワークショップ「映像制作ワークショップも10月~1月にわたって4回開いた。
講師には映画監督の向井宗敏さんを迎え、「プロの制作思考」「ヒット作品のカメラワーク」「ワンランク上の編集」など毎回テーマを決め、レクチャーした。
参加理由について、受講者は「以前住んでいた足立区がとても良い街だったので、その思い出を形(映像)にしたかった」(CGデザイナー、男性)「大学でも映像に関わっているので今回のワークショップで何か学べるかと思い参加した」(大学生、女性)などの声が寄せられた。
フリートークでは、千葉県から映像の勉強のためにと参加を決めた大学生や、昨年は出演者側だったが定年を迎え今年は制作者側に回りたいと参加した主婦など、さまざまな年齢や業種の参加者から飛んだ質問に向井監督は真摯(しんし)に対応した。
最終日には、受講者が制作した映像作品を向井監督、エイベックスの映像制作陣らが講評し、全日程を終了した。
今後、2月8日に募集を締め切り、3月上旬の審査委員会を経て、3月下旬に表彰式を予定する。
あだワンホームページ http://www.adawan.jp/