日本おはじきサッカー協会の「おはじきサッカー」公式スタジアムが3月27日、足立・新田地域学習センターでお披露目された。公式スタジアムは日本でも数少なく、都内で普段使えるのは同施設でだけ。所長の時田さんは「足立新田を『おはじきサッカー』発祥の地とし、ワールドカップを目指す選手を育てたい」と話す。
「おはじきサッカー」はヨーロッパで有名なテーブルサッカーゲーム「サブティオ」をもとに作られている。選手のコマを指ではじく様子は「おはじき」の要領で、戦略的に自分のコマをはじきながらピッチに配置しゴールを狙う。
はじく角度や強弱を巧みに操りゲームは進められるが、戦略通りにコマが進まないところが白熱する理由の一つ。本物のサッカーさながらのコマの動きに見る者も魅了される。ゲームは1人対1人で行われ、15分ハーフロスタイムなし。公式戦では公式レフェリーの下、行われる。
同協会代表理事鴻井さんは「子どもから大人まで楽しめるこのゲームをお茶の間から世界へとつなげ広めていきたい」と話す。
「おはじきサッカー」は公式世界大会戦では「FISTF World Cup」という名称で、毎年9月にヨーロッパで開催される。日本では5月1日にグランチャ東雲で日本代表を決めるトーナメント公式戦が行われる。
足立新田学習センターでは4月17日14時~16時に練習会を行う。参加希望・問い合わせは同センター(TEL 03-3912-3931)まで。
【住所】
足立区新田地域学習センター
〒123-086 足立区新田2-2-2
一般社団法人 日本おはじきサッカー協会
〒231-0053 横浜市中区初音町1-25
メールアドレス:ohajikisoccer@gmail.com