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北千住「イトーヨーカドー」、1号店跡に再出店 復活祝う地元住民1000人が行列

本日再開店した「イトーヨーカドー食品館 千住店」

本日再開店した「イトーヨーカドー食品館 千住店」

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 食品スーパー「イトーヨーカドー食品館千住店」(足立区千住3)が3月15日、ディスカウント店「イトーヨーカドー・ザ・プライス千住店」跡にオープンした。

青果コーナーに並ぶ「千寿ねぎ」

 イトーヨーカドー千住店の前身「羊華堂」が北千住に2坪の店を出店したのは1946(昭和21)年。伊藤雅俊セブン&アイ名誉会長の母と兄が同所に開き始まった。その後、総合スーパー「イトーヨーカドー千住店」となり、イトーヨーカドーの1号店として地域住民に愛さていた。2009年にはディスカウント店「イトーヨーカドー・ザ・プライス」に業態転換したが、2016年4月に惜しまれつつ70年の歴史に幕を閉じた。その後3年の歳月を経て、「イトーヨーカドー食品館千住店」が再出店した。

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 開店は9時だが、7時30分の段階で2人が並び始めた。9時の開店前には、復活を待ち望んだ住民1000人が長蛇の列を作った。先着500人には紅白まんじゅうが配布。混雑緩和のため、入場規制を行い、9時に並び始めた客の入場は10時となった。

 11階建ての建物の1階・2階部分に出店する同店。1階は「総菜」「青果」「精肉」「鮮魚」「米」などをそろえる。「鮮魚コーナー」では、江戸前のネタを使った「千寿握り」を販売。「青果コーナー」では北足立市場から仕入れる野菜を並べるほか、ネギ商「葱茂」(千住1)から仕入れる「千寿ねぎ」を販売。「総菜コーナー」には「千寿ねぎ」の天ぷらなどが入った「千寿天丼」も並ぶ。

 2階では「飲料」「製菓」「パン」「調味料」などを販売。「お菓子コーナー」には、地元の名店の和洋菓子をそろえた。オリジナル商品「千住ロール」も登場。「思い出カフェ」には、創業当初から現在に至るまでの写真やロゴの変化を展示。その隣には「まちの掲示板」を設置。地域の情報発信の場として無料で開放している。

 「地元への感謝を形に」という思いから千住店のみのオリジナル商品や地場で作られた品には、ハトをデザインしたオリジナルシールを貼っている。

 開店時間に訪れた70代の主婦は「まさかこんなに並ぶとは思っていなかった。でもこれだけ並んだら意地でも中に入らなくては帰れないからね」と笑顔で話す。「この数年間大変だったから、同じ場所でまた店を開いてくれて助かる」と、配られた紅白まんじゅうを抱えながら話していた。

 営業時間は10時~22時(17日までは9時~)。

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