足立区の非公認ゆるキャラ「アダチン」を応援する団体「ちーむあだちん」が現在、熊本地震災害の義援金応援活動を行っている。
「セラピードッグ」を通じた福祉介護活動を展開している出口誠さんが団長を務める同団体。
出口さんによると、足立区の公認キャラクターを解任された後も街を散歩し続けているアダチンを見かけたのをきっかけに、ともに福祉活動をしていこうと発足。これまで、アダチンと介護施設や幼稚園を巡り、セラピー活動や商店街でのゴミ拾いなどを行ってきた。
同団体では現在、熊本地震被災地への義援金を集めるために、アダチンを応援する区内の23店舗に募金箱を設置。寄付を呼び掛けている。
5月1日は舎人公園で、アダチンとともに義援金の呼び掛けを行う(10時~14時)。会場では舎人パーク わんわんクラブのボランティアも参加し、ドッグランで活動する。
出口さんは「一人の力は小さいが、みんなの力が集まれば大きくなる。震災に遭われた方々が、一日でも早く安心して過ごせるように、ご協力いただければ」と呼び掛ける。