足立区役所正面広場と1階アトリウムで5月14日、「第28回足立区ボランティアまつり」が開かれた。主催は実行委員会と社会福祉法人足立区社会福祉協議会。
年に一度開かれる同イベントは、区内のボランティア個人やグループが企画する、ボランティアへの理解と交流を深めていくための内容となっており、今年で28回目。
舞台発表ステージから、オープニングセレモニーを足立区第九中学校吹奏楽部とコーラス部が務め、その後、各参加グループ・団体がステージを盛り上げた。
正面広場では模擬店が出店したほか、自主製品を販売。1階アトリウムでは、ボランティアの活動紹介やバザー展示のほか、各種体験コーナーができる店舗が並び、スタンプラリーも行い、にぎわいを見せた。
ボランティアスタッフとして、ボランティアグループいきいき介護予防、演芸ボランティアMook。ボランティア協力校として、都立足立高校定時制過程、都立足立東高校、都立淵江高校、順徳女子高校の生徒が運営を支えた。
実行委員会の緑川フミ子会長は「始まりは1987(昭和62)年。ボランティア活動がまだ一般的でなかった当時、足立区ボランティア連合会が『ボランティア同士や地域住民との交流を図りつつ、ボランティア活動の裾野を広げたい』という思いでスタートして今年で28回目。今後も、このイベントを通じ、多くのボランティアや地域の皆さまがつながれるよう継続させていきたい」と話す。