生涯学習センター(足立区千住5)で 6月23日、千住のオリジナル体操「サーキットトレーニング」の公開講座が今年も行われる。主催は千住保健センター健康づくり運動委員会。
毎年この時期に行われる同講座、今年は「サーキットトレーニングを学ぼう」と「脳と体の機能向上」の2部で構成する。
「いつでも・どこでも・誰でもできる運動を区民に提供したい」と2004年に生まれたこの体操。5分間の音楽に合わせて体を動かすことで、生活習慣病や転倒予防に効果があるという。体操をつくったのは健康運動指導士の黒田恵美子さん。
黒田さんは、体の筋肉や関節の動きを正しく動かして筋肉を強くする運動を考案。日常生活の中で手軽に行える簡単な動作を組み合わせ、有酸素運動や筋トレ、ストレッチが一度にできるように構成した。運動能力が低い人から高い人まで誰もが、自分の体力に合わせたペースでできるのも特徴だという。車いすに座っていても行える。
1部では、黒田さんが一つ一つの動きに合わせて効果を詳しく説明。立ち方の基本から指導するため、正しい姿勢を身につけることもできるという。2部では、脳の活性化、認知症を予防する体操を紹介する。
同委員会委員の斉藤カズ子さんは「足立区には素晴らしいサーキットトレーニングがある。黒田先生の軽快な話はとてもためになる。たくさんの方に気軽にお越しいただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は14時~15時30分。事前申し込み不要。