千住Public Network Eastが東京未来大学(足立区千住曙町)で3月10日、「千住ではじめる03」を開催する。
千住Public Network Eastは、千住地域で活動したい人や店を構えたい人を誘致または発見し、拠点や住居を提供し地域の人たちや既存のコミュニティーとの連携を図ることを目的としたイベント「千住ではじめる」を定期的に開いている。
各回テーマを設定し、テーマに沿った活動をしている人々をゲストに招き、他の地域で実施されるプロジェクトを通して、地元の人々や活動したい人々と議論し、千住地域の可能性や課題の発見や、地元の人々との交流を図る。空き家利活用や人々の新しいつながりによって、活気やにぎわいを生み出し、それぞれが相乗効果を持ち、自発的で持続的な活動をしていく村のような関係性を築いていくことを目的にしているという。
3回目となる今回は、ブルースタジオ(中野区)専務の大島芳彦さんが、空き家利活用やリノベーション、エリアデザインなどの活動について講演する。
イベント開催に向け、空き家利活用の実施アイデアを募集し、選ばれた3組が当日プレゼンテーションを行い、大島さんから講評や意見を聞く。「全国各地を歩いているからこそ見えてくる大島さんの考えや今後の展望など、千住の可能性などを学べる貴重な機会になる」という。
主催者の一人、青木公隆さんは「千住に住む人、活動する人、活動したい人が一堂にそろう場。千住で活動したい人のアイデア発表や大島さんの講演があり、皆でこれからの千住の街について語り合う。新しい何かが生まれる時間に立ち会っていほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は14時30分~18時。定員150人(定員を超えた場合は抽選)。参加無料。申し込み締め切りは3月7日。