足立区立東綾瀬公園温水プール(足立区東綾瀬3)で5月27日、「プールのヤゴ救出大作戦」が開催される。主催はNPO法人「エコロジー夢企画」(千住中居町、TEL 03-3886-6554)。
夏のプール開きに備え、プールの清掃前にトンボがプールに卵を産み、ふ化したヤゴを救い出し、各家庭に持ち帰りトンボになるまで育てようという同企画。2004年に始めてから14年間で6000人を超える親子が参加した。
ヤゴ救出の前に、埼玉昆虫談話会の土岐秀則さんが講師となり、トンボの種類やヤゴの飼育方法などについて説明する。
同NPO代表の三井元子さんは「命の育みを親子で体感する良い機会になっているのと同時に、足立区に生息しているトンボの幼虫を下水に流してしまうことなく、足立区内で羽化させる活動として、区内の生物多様性にも役立っている。ぜひ親子で参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~11時30分(9時30分受け付け開始)。対象は中学生以下の子どもと保護者。魚すくい用の網、ヤゴを入れて持ち帰る入れ物、帽子、履き替えの靴と着替え(サンダルは不可)、雨天時は雨カッパを持参する。参加費は200円(見学者も別途必要)。問い合わせは同NPOまで。