地元・足立区で足立区を盛り上げたい、有名にしたい、足立区の時代を作りたいという意気込みの下、ダンスクルー「KICK ASS FILM」がレッスンに励んでいる。
地元足立区ダンスクルー「KICK ASS FILM」のメンバー
このダンスクルーを作ったきっかけは、「大人数でダンス動画を撮りたい」の一言から。その際参加したメンバーから「楽しかった、またやりたい」という声が多かったため。「今の世の中、うまいダンサーとかっこいいダンス動画であふれているが、こんなにもキラキラしたダンス動画はほかにないと思い、地元・足立区で、足立区のダンサーで、このダンスクルーを通して今のダンス界に新しい発信をすることになった」という。
クルー名の由来について、「KICK ASS」には「最高、楽しい、かっこいい」などの意味があり、何より一番大切な「ダンスって楽しい」を全員で共有できる場でありたいと思い、「最高に楽しくて、自分たちのかっこいい」を動画を通して表現することからきている。
KICK ASS FILMは小学生から大人まで月1回、KICK ASS FILM PLUS’(選抜メンバー)は不定期で活動を実施。土曜に2時間程度の振り入れリハーサルをスタジオ・キャリコで行い、翌日か翌週日曜に撮影。動画の撮影場所は、足立区内にこだわり配信している。ロケーションは舎人公園や元渕江公園や荒川土手など。今後、動画再生を増やして話題になるよう日々活動中。
撮影に参加した中学1年生の美依奈さんは「地元の仲間と、このKICK ASS FILMを通じて交流できてすごくいい経験になっている。初めて会った子もいたが、たくさん話したり、分からない振りを教えあったりしているうちに仲良くなることができた。ダンスにはそんな魅力もある。今後も躍りを磨いていき、みんなと一緒に楽しく踊っていきたい」と話す。
KICK ASS FILM代表の原礼奈さんは高校生の時、友達のダンスイベントを見に行き、自分もステージに立ちたくなり、EXPGでダンスを始めた。「ただ、ダンスがうまいだけではなく、足立区のダンサーの新しい出会いや、交流の場になれるような共有の場でありたい。ダンス未経験者の方にもこのダンスクルーを通して、ダンスの楽しさを共有できるよう、たくさんの利点を積み重ねて足立区のダンスシーンを盛り上げたい。地元・足立区を盛り上げたい、有名にしたい、足立区の時代を作りたい。今までになかったダンスを使った表現、ダンスクルーを作りたい」と意気込みを見せる。