職人の手仕事によるランドセル作りに取り組む「土屋鞄製造所」 西新井本店・工房(足立区西新井7)で、3月16日~4月7日まで、子どもたちの感性を育むイマーシブ(没入型)イベント「おもう、つくる、そのさき展」が始まった。
同社は、「子どもたちに感性の芽を育むきっかけとなる体験を届けたい、そして一人一人が豊かな未来を築いてほしい。」という願いから同イベントを企画。「『作る』にまつわる魅力を、全身で感じてもらうこと」をテーマにしている。
会場では、デジタルコンテンツや展示を通して、色・形・質感に付いて新たな発見を楽しむことができる「体験ブース」や、発見を通して得た材料を使い、のぞくと不思議な世界が広がる自分だけのアイテムを作れる「ものづくりワークショップ」を展開。2020年入学用ランドセルの中から、新作11種類「牛革プレミアムカラー」シリーズの新色「アッシュブルー」をはじめ「アトリエ」シリーズも先行展示する。
ランドセル販促企画課長中橋竜矢さんは、「このイベントでは、『作る』にまつわる魅力を子どもたちが全身を使って楽しめる。イベントを通して、手を動かして何かを形作ることだけではなく、作る前に何からのインスピレーションを得たり、誰かのために思いを込めたりすることを感じてもらえれば」と話す。
同社は、工房を併設した西新井本店と軽井澤工房店、ランドセル専門店10店舗、大人向け革鞄専門店10店舗、全22店舗を構える。
開場時間は、10時~18時。入場無料。対象は、小学生以下の子どもと家族。4月7日まで。