足立区生物園(足立区保木間2、TEL 03-3884-5577)が10月2日、開園30周年を迎える。
1993年10月2日に「ふれあい・いのち・共生」をテーマに開園した同園。昆虫、魚類、両生類、は虫類、鳥類、哺乳類など約500種を飼育し、工夫を凝らした展示を行うほか、多様な体験プログラム、スタッフが常駐する解説コーナーなどを設けている。
「まさに『生きものたちと、いっしょに』歩んできた30年間」と、広報担当の大川尚さんは話す。「これまで支えてくださった地域の皆さんに沢山の感謝を込めて、今回イベントを企画した」という。
「思い出」をテーマにした謎ときイベント「イモムシくんの失われた想い出」や、一般公募した生物園での思い出を展示する「生きものたちとあなたの思い出展示」などを実施する。また、ミュージアムショップでは「思い出を自宅に持ち帰ろう!」をテーマに生物園内ショップ限定「30周年記念くじ」を用意。1,000円以上購入すると、オリジナルグッズがもらえるくじに挑戦できる。
「生物園の歴史を振り返りながら、未来に生きものたちを伝えていく保全という取り組みについても目を向けていただけたら幸い」と大川さんは呼び掛ける。
開園時間は10月までは、9時30分~17時。11~1月は、16時30分まで。月曜休園。月曜日が祝日の時は、翌平日に休園。イベント参加は無料だが、入園料が必要。高校生以上=300円、小中学生=150円の入園料が必要(70歳以上、幼児は入園無料)。