食べる 買う

北千住のスープ専門店が冷たいスープ 暑い日も栄養届けたい

店主の吉田貴三さん

店主の吉田貴三さん

  • 52

  •  

 千住のスープ専門店「千寿Bean’s」(足立区千住旭町)が6月6日、国産大豆を使った冷たい「大豆とあずきのスープ」の提供を始めた。

アレンジして楽しめる

[広告]

 「苦手な大豆をどうにかして体に取り入れたい」との思いで試行錯誤を繰り返し、大豆スープを作り上げた店主の吉田貴三さん。2022年、飲食業と不動産業を経営する事務所の一部を改装してオープンした。

 同店のスープは、国産の大豆を丸ごと使うほか、ミネラル水、旬の野菜、天日塩を使い、添加物は一切使っていない。「規格外になってしまう野菜も、スープなら大切に使える」と産地から直接送ってもらったり、自身が足を運んで収穫を手伝ったりすることもあるという。

 「暑い日でも温かいスープを飲んでほしいが、猛暑時はどうしても敬遠されてしまう。冷たくて甘みがあるスープなら、おやつ感覚で手軽に栄養を取ってもらえるかも」と同スープを考案。大豆が「主役」になるよう、金時豆を煮る塩加減の調整に時間をかけたという。砂糖は使わずテンサイを加えてバランスを図った。「白玉やバニラアイスを入れてもいい」と吉田さん。

 他のスープ同様、180ccのMサイズ(480円)と270ccのLサイズ(640円)を用意する。「仕入れが高沸しており厳しいが、ワンコインで飲んでほしいので」と、価格維持を続ける。テイクアウト(500円)にも対応。「自宅で、そうめんやパスタに絡めたり、スムージーとして楽しんでもらったりしてもいいのでは」とも。

 営業は金曜・土曜の11時30分~(売り切れ次第終了)。6月は金曜のみ。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース