「足立の花火」が7月20日、荒川河川敷で今年も開催される。主催は足立区観光交流協会と足立区。
夏の東京の花火大会のトップを飾る同大会。テーマは「令和も夏の花火は足立から…」。43回目を迎える今回は、約1万3000発の打ち上げを予定。打ち上げ場所は荒川河川敷の千住側で、60分間ノンストップで全発を打ち上げ切る予定。
第1幕の「Sound音」では、祭りをイメージした笛や雷のような音がする花火を一斉に打ち上げる。第2幕は「Shape形」。型物や椰子など多種多様な花火が登場する。第3幕「Color色」では、時間差で色が変化する花火と共に、全長250メートルの「ダブルナイアガラ」が迫力を添える。第4幕は「Action動」。レーザービームも使った演出を用意。クライマックスの第5幕は「Shine光」。恒例の「黄金のしだれ桜」などの花火を「威風堂々」に合わせて打ち上げる。
区は音楽に合わせるなどして感動した気持ちを花火師に伝える「光の拍手」を企画。ペンライトや懐中電灯など、光るものを振って気持ちを伝える試み。担当職員は「河川敷が会場なので、土手の斜面や河川敷内のグラウンドに座って観覧できる。特に梅田・関原からの景色は最高で、観覧場所も千住側よりも広いためお勧め」という。
「前日からの場所取りや会場内の喫煙は禁止。ルールを守って、楽しく観覧してほしい。花火終了後に大勢が一斉に帰宅すると大変危険。終了後30分程度は会場内にとどまってほしい。北千住駅は大変混雑するので、町屋駅、千住大橋駅、足立小台駅を利用してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は19時20分~20時20分。荒天時の場合は中止。