足立区の学生らによる学生団体「Adachi Students Network」(TEL 070-5568-2281)が、北千住の街を使った文化祭型イベント「千住合同学生祭」を企画している。
来年1月末に開催を予定する同祭のスローガンは「アダ街(マティ)ックな出会い」。「『学生と学生』『街と学生』が素晴らしい出会いを得るきっかけになれば」という思いから決めたという。
イベント内容は、足立区にゆかりのある学生が北千住中の「お店」をブースにして文化祭のように出店。参加者は街歩きを楽しみながら各店を見て回るというもの。
足立区千住エリアは、積極的な大学誘致政策により、「放送大学」「東京藝術大学」「東京未来大学」「帝京科学大学」「東京電機大学」といった専門性の異なる5大学が集まり、合わせて1万3000人を超える大学生が在籍している。
団体代表の大久保慧悟さん(東京未来大学3年)は「徒歩でも移動可能な距離な立地に5つの大学があるにも関わらず、まだまだ学生間のつながりが薄い。地域の方々からは『学生を街で見かけない』との声をよく聞く。このイベントがそれらの課題の解決につながれば」と話す。「私たちの団体の理念は「千住の学生」という文化の醸成。学生が元気な街にしていきたい」と意欲を見せる。
現在、同祭運営のための実行委員、出展者、スポンサーを募集している。問い合わせは同団体まで。