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足立区生物園がリニューアル-金魚1200匹が泳ぐ大水槽も

リニューアルの目玉の一つである金魚の「大水槽」

リニューアルの目玉の一つである金魚の「大水槽」

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 足立区生物園(足立区保木間2)が4月1日、リニューアルオープンした。

生きものと「ふれあう」子どもたち

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 1993年に開園した同園は昨年8月26日より施設改修工事ため長期間にわたり休園していた。

 リニューアルの目玉の一つは出会いの広場の「大水槽」。入園してすぐに目に入る大きな水槽では約1200匹の金魚が泳ぎ回る。上から差し込む自然光によって輝く金魚の美しさに魅了され、じっくりと眺める来園者もいるという。庭園の「フクロウ」も今回新たに登場した。

 5月6日まで、リニューアル記念イベントを開催。金魚すくい、動物レザークラフト、動物折り紙作家・臼田隆行さんによる折り紙教室、同園の虫好き女性スタッフによる「虫ガールズ座談会」などを予定する。

 「ふれあい」「いのち」「共生」が同園のテーマ。同じく5月6日まで、1階・生きもの研究室で「生きものタッチ」を実施。オタマジャクシやカエル、ゴキブリなどの生きものを、実際に触りながら観察できる。

 10年ぶりに訪れたという高校生は「昔の生物園らしさが残っていて懐かしさを感じた。小学生に来た時とは違った視点で楽しむことができた」と話していた。子どもと来園した母親は「生きものに直接触れられる機会はあまり無く貴重な体験をさせることができた」とも。

 今後について、副園長の八下田誠さんは「新たな切り口で、子どもたちが生きものと『触れ合い』ができないかを探っていきたい」と意欲を見せる。

 開園時間は9時30分~17時(2月~10月)。月曜休園。入園料は、大人=300円、小人=150円。

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