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足立のご当地グルメ「あだち菜うどん」が学校給食に 年内めどに家庭でも

「あだち菜うどん」を喜ぶ男子生徒

「あだち菜うどん」を喜ぶ男子生徒

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 足立区内の商工業者や農家などにより開発された「あだち菜うどん」が6月、区内の学校給食に採用された。

「ゑの木れすとらん」で提供する「あだち菜うどん」

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 東京商工会議所足立支部が中心となり発足した「足立区新ご当地グルメ創造プロジェクト」の一環として商品化された「あだち菜うどん」。同区特産の小松菜を練り込んだ太麺は、翡翠(ひすい)にも近い緑色。もちもちとした食感とコシが特徴。東京都主催の「都内産業農林水産物を使用した料理コンクール」では最優秀賞を獲得した。

 梅、たまご、ほうれん草、お茶などを練り込んだ生麺は多いが、その含有量は一般的に1%~5%。それに対して、「あだち菜うどん」の小松菜の割合は20%。「新鮮なまま練り込み、さわやかな味と香りを残したい」と開発の段階でこだわり、50回を超える試作を行ったという。

 足立区立入谷中学校栄養士の吉澤厚子さんは「健康な食生活や、旬の野菜への理解といった『食育』の側面に加えて、自らの住む地域への誇りを持ってもらいたいという思いから」と学校給食に採用した経緯を話す。

 「あだち菜うどん」を開発した「ゑの木れすとらん」の榎本憶人さんは「『あだち菜うどん』は独特な個性をもつ麺だが、さまざまなジャンルの料理に使いやすい。料理人としては楽しく腕試しができる食材。区内で取り扱ってくれる飲食店を増やしていきたい」と意気込む。 

 区内で「あだち菜うどん」を提供する飲食店は現在18店舗。東京シャモと30時間煮込んだコラーゲンスープに亀戸の醤油を加え仕上げたつけ汁で提供する「ゑの木れすとらん」(足立区西加平2、TEL 03-5831-2431)、都市農業公園内で収穫した野菜をふんだんに用いたけんちん汁のつけ汁で提供する「みはらし茶屋」(鹿浜2、TEL03-3853-4114)など。それぞれの店舗で具材や調理方法に工夫を凝らす。

 一般家庭に向けた乾麺タイプも開発中。年内の発売を目指すという。

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