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足立・2000年前の古代ロマン「大賀ハス」が見頃

古代ロマン「大賀ハス」

古代ロマン「大賀ハス」

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 堀之内公園(足立区堀之内2)の「大賀ハス」が見頃を迎えている。場所は、日暮里・舎人ライナー「江北駅」から徒歩15分ほど。

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 ハスの開花は6月下旬から8月下旬。見頃は、早朝から午前中まで。午後には花びらが閉じてしまう。早朝から多くの写真愛好家で賑(にぎ)わっている。

 1951(昭和26)年に東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)の遺跡で推定2000年前のハスの種が発見された。翌年、植物学者の大賀一郎氏の手で開花に成功。「大賀蓮」と名付けられた。その後、千葉公園(千葉市)で栽培され、1997年に同公園に寄贈・分植された。

 「三度の飯より写真が好き」という写真愛好家の金子亨さんは、「十年前に大賀ハスを撮影したのを急に思い出し、墨田区から来た。大昔に咲いていたことを思いながら撮影した」と話す。

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