足立・都市農業公園(足立区鹿浜)で2月4日、「早春まつり」が始まった。
園内では八重寒紅や白加賀など15種類32本の梅が人々の目を楽しませている。同園の梅は農薬を全く使わずに育て、多品種の梅を植えることにより虫を多く集め害虫のバランスを取る農法を取り入れている。
期間中の平日には「梅見ガイドツアー」が行われ、来園者は説明を聞きながら梅を楽しむことができる。12日には手拭いを梅の枝の色素で染めるワークショップを開催。参加費は500円。定員は先着16人。金曜~土曜の13時30分~15時30分には、剪定(せんてい)した草花で絵を描く体験も用意する(26日まで)。
公園長の飯田孝洋さんは「当園では多くの植物を環境に優しい農法で育て、自然と共に人が生きることを伝えたい。春を待つ園内の植物を肌で感じ、植物と共に早春を感じてほしい」と話す。
開演時間は9時~17時。今月12日まで。
【住所】
足立区鹿浜2-44-1
【電話】
03-3853-4114 9時から17時まで