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北千住・仲町の家で「まほろばアカデミー放課後教室」 雅楽・巫女舞伝える

日本家屋で雅楽を学ぶ子供たち

日本家屋で雅楽を学ぶ子供たち

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 北千住にある「仲町の家」(足立区千住仲町)で5月27日、「まほろばアカデミー放課後教室」が開催された。主催は和文化継承委員会まほろば。

巫女舞の練習風景

 和文化を楽しく分かりやすく、子どもや親子に広める機会を提供している同団体。「まほろば」は古事記や万葉集などにも使われる、日本の表現を支えてきた言葉の一つ。「素晴らしい場所」「住みよい場所」という意味を持つ。

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 「地域の子どもたちに無料で気軽にプロの和文化と触れる機会を提供したい」との思いで発足した同企画。今回が初の試みとなる。

 1回目のテーマは「雅楽・巫女(みこ)舞」。昨年イヴァンカ・トランプさん訪日の際に白拍子舞を披露した雅楽奏者、春日るり子さんが指導した。

 参加した子どもたちは「篳篥(ひちりき)」「龍笛(りゅうてき)」「笙(しょう)」など普段手にすることのできない雅楽楽器を手に取り、音を出す練習をした。中には、初めてとは思えないほどの大きな音を出せた男児も。

 千住で途絶えてしまった巫女舞の伝統を復活させようと、商店街から貸し出された檜扇(ひおうぎ)を使って練習も行われた。この日は基本となるお辞儀、立ち方座り方を女児らは学んだ。「立ち方が少し難しかったけど、巫女さんの体験ができて楽しかった」と小5の女児は笑顔で話した。練習を重ねて、今後の祭事でお披露目を予定している。

  同団体代表の榎本龍晃さんは「子どもたちに和の文化を身近に感じてほしい」と話す。「『仲町の家』のような昔ながらの日本家屋を今の子どもたちは知らない。親戚のおじさんの家に遊びに行くような気軽な気持ちで、ぜひ足を運んでほしい。地域をつなぐコミュニティーの場になれば」と続ける。

 次回は6月10日15時30分~17、「書道体験」をテーマに開く。11時~と13時~の回には外国人対象の時間も設ける。参加無料。申し込みは同団体のホームページで受け付ける。

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