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若者の活躍の場を探す 足立で大学生との意見交流会

ファシリテーターの高城芳之さん(アクションポート横浜代表理事)

ファシリテーターの高城芳之さん(アクションポート横浜代表理事)

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 大学生と足立区内の地域活動団体の方と「若者がまちで活躍できる場を探そう」をテーマにした意見交換会が8月31日、足立区NPO活動支援センター(足立区梅田7)で行われた。

今回5人のボランティア経験者の若者に本音トークを聞いた

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 当日は、ボランティア活動を経験している大学生5人とファシリテーターは、アクションポートYOKOHAMA代表理事の高城芳之さんを中心に同団体の学生が進行した。

 第1部は、「若者のことは若者に聞こう」と、「ボランティアの活動のきっかけ」、「活動の楽しさ」、「周りは(活動について)どう思っている」などのお題をについて大学生の心境を聞く本音トーク。

 続く第2部は、「大人と若者で地域活動、ボランティア活動について語ろう」と、各グループに分かれて学生に個別で直接聞いていく「交流ワーク」を行なった。

 学生が実際に活動を行いながら、今の生活状況や大人との関係性を話しながら、普段考えている事や、どんな事に興味があるのかなどについて語った。

 登壇した大学生の井上穂南さん(未来大学3)は、「足立区内外のいろいろな活動をしている学生と出会って刺激を受けた。 今回だけでなく通年でやってみたかったり、 私自身が、区内の学生コーディネーターとして学生と区内企業、区内団体などとつなげたり、学生だけではなく、地域の子どもたちと足立区をつなげられる仕事もあるんだなと感じた」話す。「私自身、区内団体や企業さんがどんなことをやっているのか把握しきれていないので、把握していきたいと思い、改めてこの場を設けてくださった方々感謝したい」と話す。

 高城芳之さんは「一言に若者といってもいろんな若者がそれぞれの思いで活動しているのでまずは、お互いを知り、出会うことが大事。 今回の本音トーク、交流会を通して、若者と地域の団体がお互いの思いや活動をシェアする良い機会のでは」と話す。 また「足立区内でより若者と地域NPOのつながりがより濃く、強くなるきっかけになればうれしい 」とも。

 同センターでは、地域活動としてビジネスコミュニティーや外国人の子どもの居場所作りに取り組んでいる。

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