プラステック成型部品メーカーのミユキ精工(足立区大谷田1)が外食チェーンのファーストキッチン(新宿区)と組み、知育玩具マーケットに参入した。
昨年の12月12日から1月31日までの期間、「ファーストキッチン」「ウェンディーズ・ファーストキッチン」124店舗で、子ども向けスペシャルキッズセットに、自社開発した、知育ブロックトイ「リポブロック」をまとめて買えるバンドル販売を行っている。
リポブロックは、立法体のパーツをジョイントパーツでつなげてロボットや昆虫、動物など複数のモデルを自由な発想で「直感的」に組み立てられ、楽しく遊びながら、子供たちに「ひらめきや創造力等の感性を高めることを目的とした」知育玩具だという。
ミユキ精工小暮孝一社長は、「創業以来OEM製造が主だったが、心機一転、自社商品のリボブロックを開発した。販路開拓が課題で、認知を上げるPRが必要だった折にファーストキッチン様から声掛けを頂き、タイアップが実現できて感謝」と話す。「今後も、さまざまな異業種とのタイアップを武器に、町工場初の知育玩具を足立区、東京都、全国へ、そして最終的には世界の子どもたちに届けていきたい」とも。