北千住の銭湯「タカラ湯」(足立区千住元町)で現在、日光の魅力を体験できる「日光めぐり湯」が行われている。日光市の新しい日光を発信するブランディング「NEW DAY,NEW LIGHT.日光」の一環。
日光の新たなスポットやルートを知ることができる「Route.N」を銭湯内の壁一面にデザインしている
期間中、日光の新たなスポットやルートを知ることができる「Route.N」を銭湯内の壁一面にデザイン。雲海の上で「絶景」の朝食を食べるための「天国の朝食ルート」や、自然の中でワーケーションができるスポットを紹介した「森のオフィスマップ」など、湯に浸かりながら、日光の名所やまだ知られていない場所を知ることができるようにした。
期間中の利用客には、日光の湧水を自然の寒さで凍らせ、1月に削った天然氷を使った「かき氷」を無料で提供。風呂上がりに縁側を見ながらかき氷を楽しめる。
同プロジェクト担当者は「現在、日光市が行っている『NEW DAY, NEW LIGHT.日光』の一環として、より新しい日光の魅力に触れる『日光にどっぷり浸かれるイベント』を作りたいと考えた」と話す。「その際、日光へも同じ路線上で行ける北千住のタカラ湯に声がけしたところ、快く引き受けてくれた」とも。
同湯は1927(昭和2)年創業。「キングオブ縁側」と呼ばれる縁側から日本庭園を見渡すことができ、四季折々の景色を見られる。
営業時間は15時~23時。金曜定休。かき氷の提供は15時~21時。1人1杯までで、なくなり次第終了。今月19日まで。