千住龍田町防災ひろば(足立区千住龍田町)で8月19日、千住の夏祭り2023「墨堤39(サンキュー)フェスタ」が開催される。主催は青少年対策第三地区委員会、千住南部町会・自治会連合会。
「コロナ禍で、これまで当たり前のようにできていた子ども達の学校生活で思い出となるはずの修学旅行や卒・入学式、運動会などの行事ほぼ全てができなくなってしまった。PTAとして、また町会の役員として何もしてあげられないことに、もどかしいと思う日々を過ごしていた」と同イベント発起人の一員である松沼孝典さんは話す。「子どもたちに地元でもっと楽しい思い出を届けたい、地域をもっと盛り上げたいという同じ思いがある地元の先輩方に出会ったことがきっかけとなり、今回の新しい夏祭りの企画に至った」という。
「子どもたちのための新しいイベントを開催するにしても、役員の高齢化が進み、新しい担い手が増えない人手不足の町会にとってはかなりの負担。町会ごとに屋台を1台だけ出店してもらうことで『小さな負担で大きなイベント』を開催することになった」という。
かき氷や焼きそば、ヨーヨーすくい、射的などの夏祭りを代表する町会ごとの屋台のほか、地域の企業ブースも出店。地域の子どもたちがダンスパフォーマンスを披露する。また地元の中学校の生徒もボランティアとして参加し、会場の手伝いをする。
同会場は災害時のオープンスペースとして、また区や自治会等が防災訓練場所として活用できるように2016(平成28)年3月に開設された。備蓄倉庫、災害用炊事場、かまどベンチ、災害用トイレ、災害用パーゴラ、消火訓練用壁などを備えている。千住の南西部にある9つの町会は路地が細く民家が密集していることもあり、災害時には多くの注意喚起が必要なエリア。当日は警察・消防署・自衛隊も参加し、起震車や消火器、モールス信号の体験を用意。9月1日の「防災の日」が近いこともあり、地域の連携や防災への意識を呼びかけるという。
「地元の皆さまにとって、楽しい夏の思い出となるイベントとなるよう、スタッフ一丸となって精いっぱい運営に努める。皆さまの来場を心よりお待ちしている」と松沼さんは呼びかける。
開催時間は15~18時。入場無料。