「足立区大人の歴史さんぽ旅」が発売されて2カ月が経過した。
宿場町として栄えた千住をはじめ、伊興・竹の塚・舎人・西新井・江北・梅島・花畑・綾瀬・中川沿いなど足立区全域の歴史散歩の手引きとなる同書。著者は産経新聞社、サンケイリビング新聞社、梅田大丸等のパブリシティー記事執筆を長年続けている山下ルミコさん。
お化け煙突やかつての北千住駅、国道4号線の様子など昭和30~40年代の懐かしい足立百景の写真が掲載されている。
目次は「千住宿(南コース 北コース)」「千住常東」「千住西部」「伊興」「竹の塚(渕江)」「舎人」「西新井」「江北」「梅島・五反野」「中川沿い・東渕江」「花畑」「綾瀬」。
監修は史跡探訪や講演会等に取り組む「足立史談会」。制作に当たり、同会の講師と山下さんが一日に2万歩も区内を巡り取材した日もあるという。
北千住が「住みたい町」として注目が集まっている一方で、奥州街道の起点としての歴史的側面を持ち合わせている。山下さんは、そうした足立区に魅力を感じ取材を始めたという。
価格は1,500円(税別)。足立区内と周辺部の書店で取り扱う。